以前勤めていた会社を退職して以降、再就職もせずにフラフラとフリーターをしていた物流倉庫。ある日の休憩時間、喫煙所で先輩の上田さんに声を掛けられた――。
「君さ、霊感とかあるの?」 続きを読む
「怪談-短編集」カテゴリーアーカイブ
おじいちゃん
これは私の母方の実家、所謂田舎の方に住んでいる友人から聞いたお話です。
彼は子供の頃に親と喧嘩になったりすると、庭にあった古い井戸に隠れて夜になっても家の中に戻らないというダダをこねたりしていました。 続きを読む
不気味な橋
これは友人から聞かせてもらった、ある大学生「K君」の体験談です。
ある年の春、大学に晴れて現役で入学したK君。振り分けられたゼミで同じ地元の「U君」と出会いました。 続きを読む
廃公民館
ある日の夜の話。地元の友人から「廃屋になっている公民館」があるとの話を聞き付け、私達は数人で肝試しへと向かったのでした――。 続きを読む
心霊センサー
私が学生の頃のある日、よく一緒に遊び歩いていた先輩「ヒロトさん」からいつもの様に電話が掛かって来ました――。
「暇だから散歩でもしに行かない?」
ヒロトさんは大学がある土地が地元であり、サークル活動終わりによく後輩たちを家に招いては色々とお世話をしてくれたのでした。 続きを読む
助手席
学生時代の友人が、当時アルバイトをしていた時の話をしてくれました。
彼は「棚卸」という、スーパーやコンビニ、ドラッグストアーの深夜の時間帯や閉店後に作業するアルバイトをしていました。商品在庫の数量や金額を、ハンディスキャナーで読み取って登録する様な仕事だったそうです。 続きを読む
呪いのアパート
これは私が学生時代に地元、宮城県で体験した出来事です。
その日、私は心霊モノが大好きな先輩に誘われ、地元で有名だった「気味の悪いアパート」に行く事になったのです。 続きを読む
雑司ヶ谷霊園
私が高校生のある日の夜、地元の先輩達にドライブに行こうと誘われました。
日が変わる少し前、23時過ぎに私の家の前に1台の8人乗りの1BOXワゴンがやってきました。 続きを読む
吐息
これは、僕が高校2年生の時に体験した出来事です――。
「今日同窓会行ってくるから。帰り遅くなるから、ゴハン自分で食べてね~」
両親は高校の同級生同士で、同窓会があったりすると2人揃って出席するため、両親共に家を空けるんです。 続きを読む
ホテルの4階
僕の友人で感が強い人がいます。彼は高校の時に格闘技系の部活に入っていました。学校自体がスポーツ強豪校で、彼の部活もかなり強かったらしく、全国大会に出場することになったんです。 続きを読む